今日は大晦日。いつも作品をご覧いただき有り難うございます。本当に励みになっています。沢山の感謝の気持ちを込めてお礼申し上げます。来年も草花や生きもの、ほっこりする風景に沢山出会いたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
月: 2024年12月
新幹線から見る富士山
東京へ戻る新幹線の車窓に雄大な富士山。裾野がどーんと広くて壮観でした。新幹線は風のような速さで進んで、どんどん角度が変わるので慌ててスケッチ。裾野が広過ぎて見えたままスケッチブックに納めるとぺっちゃっとしちゃうので、感動の分だけ勾配は盛り上げ気味に。心象風景と言うことで(笑)。
おむすび弁当
広島から帰る新幹線の中でいただいたおむすび弁当。包装紙の輪ゴムを取る時のチュルチュル音、紙の包装を開く音、少し湿った紙の香り、開くとふわっとおむすび海苔の香りがして、少し控えめに唐揚げの良い香り。おむすびの世界にすっかりうっとりしつつ、一口一口大事に食べました。駅弁美味しかった。
季節外れのセンニンソウ
四ツ谷の緑道沿いでセンニンソウが白い花を咲かせていました。冬らしくなりましたが、日当たりの良い桜の枝の上から行き交う人にあいさつするように揺れています。晩秋に草刈りがありましたが、粋な方が残しておいてくれたようです。嗅いでみましたら優しい甘い香りがしました。
小豆色の巾着
息子と一緒に玉川上水沿いを散歩。冬色の草木の茂みにムラサキシキブやツルウメモドキなどを見つけました。スケッチはマユミの実。柔らかい小豆色の巾着は可愛らしいです。家に戻ると息子の服にヌスビトハギの種が付いていました。ぷっくりした良い形です。なんとなく両方とも和テイストです。
雀の赤提灯
四ツ谷駅のホームが見下ろせる緑道脇の土手にカラスウリ。少し前までは緑が生い茂って気が付きませんでしたが、葉が散って赤い色が目立つようになりました。柵の向こう側で人が立ち入ることができないのでのんびりと沢山ぶら下がっています。小鳥たちの集いの場「雀の赤提灯」なんて想像してみたり。
京芋の煮物
京芋と鶏肉で煮物を作りました。お芋の皮むきにピーラーを使ったら、あっという間に剥けました。便利です。きめが細かくてふわっとほっくりクリーミーな食感で、とても美味しかったです。我ながらどこがお芋でどこが鶏だか分からないスケッチですが、皆様の想像にお力を借りたいと思います(笑)。
落ち葉の絨毯
紅葉も盛りだった少し前のスケッチ。近所の緑地も落ち葉の絨毯で一面赤色と黄色に染まって見事でした。モミジ、モクレン、ケヤキにコナラなど。モクレンの葉は形が大らかで和みます。真っ赤なモミジの葉は風で舞い散り、ケヤキの葉はくるくるとまわりながら落ちていました。
タケノコサトイモ
直売所のご主人からいただいたお芋。里芋の仲間で京芋と言うそうす。キッチンのテーブルに置いていたら、うち奥さんがタケノコかと思ったそうです。調べてみるとタケノコ芋とも呼ぶそうです。見立てのセンスが良いな(笑)
紅葉化粧
近所の紅葉を眺め歩いてたら、ちらほらと紅い花を付けた常緑樹が目に留まりました。深い緑色と紅色がとても映えていたので何の樹かなと思ったら、イヌマキにモミジの落ち葉が引っかかってました。秋の粋ないたずら? こういうコラボレーションも良いですね。今年もゆっくりと秋を楽しんだ気がします。
大きな松ぼっくり
取材先の校庭の松。大きな松ぼっくりが沢山付いていました。大きいもので15cmくらい。昨年、お願いして少しいただいて帰り、我が家のチンチラ(福ちゃん)にあげたら喜んで噛っていました。ダイオウショウというのかな。どこからともなく時々マツタケっぽい良い香りがします。
ツルウメモドキ
埼玉県の高坂駅にて。待ち合わせまで時間があったので周辺をぶらぶらしてましたら、線路沿いでツヤツヤした赤い実に、明るい黄色の柄が花びらのように付いている植物を見つけました。ツルウメモドキというそうです。秋らしい色合いにワクワクしました。
ミカン
買い物帰り、いつもは通らない道を選んでみました。誰かのお宅の庭に蜜柑をたわわに付けた木かありました。枝がしなるほど立派に育った蜜柑は見ごたえがありますね。よく茂った枝葉の緑と空の青さ、蜜柑の黄色が爽やかでした。
秋の百合
直売所の庭で花を探していましたら、枯れた百合の花茎に出会いました。ここには夏、沢山のオニユリが咲いていたのを思い出しました。緑の草むらに爽やかなオレンジ色の花を揺らしていたオニユリの風景が重なります。枯れても素敵です。