作/岩崎 まさえ 絵/黒須 高嶺 装丁/品川 幸人 発行/国土社
児童図書の装丁デザインのお仕事をいただきました。
学校の職場体験をきっかけに謎の少年からある記号についての調べもの依頼(レファレンス)を受けた主人公。調べていくと東北の郷土史に関わる謎解きにつながっていきます。郷土史に記された記録から隠されたストーリーを読み解く面白さ。当時の人たちの思いと慣習を知るにつれ、主人公のわだかまった父親への思いに変化をもたらしていきます。とても面白いお話です。繊細なタッチで描かれたイラストも素晴らしいです。


↑黒須氏の描かれる青がすごく奇麗なんです。
